会社合併にあたり
エア・ウォーター・グリーンデザイン株式会社は、世の中のカーボンニュートラルに向けた取り組みを支援するために設立されました。私たちが長年取り扱ってきた炭酸ガスと水素ガスやその関連技術は、エネルギー、ものづくり、交通・インフラなど様々な分野で重要な役割を果たします。
炭酸ガス事業はもとより、化学コンビナートや製油所から副生されるCO2を回収・精製し、本来であれば捨てられてしまうCO2を炭酸ガス製品にすることで、広く社会に貢献してきました。カーボンニュートラル社会を実現するためには、CO2の排出を劇的に減少させる必要がありますが、ドライアイス国内トップシェアメーカーとしての知見やエア・ウォーターグループのガス製造・エンジニアリング技術を活かし、より環境負荷を低減した炭酸ガス製品や脱炭素ソリューションの提供を進めてまいります。
水素事業は、国内14カ所のオンサイト水素ガス供給拠点と11カ所の圧縮水素製造拠点を有しており、水素ガスの製造、貯蔵、運搬から使用方法に至るまでの豊富な知見と技術を有しています。エレクトロニクス産業や鉄鋼業をはじめとした工業向けの水素ガス供給をベースとしながら、水素燃料電池車（FCV）向けの燃料供給や、エネルギーのクリーン化に向けた技術実証などを進め、水素エネルギー社会の実現に向けた新しい事業モデルの構築に取り組みます。
私たちの使命は、今後も地球と共存するための革新的なソリューションを提供し、地球環境に貢献することです。私たちとともに、持続可能な未来を築くための一歩を踏み出しましょう。
エア・ウォーター・グリーンデザイン株式会社
代表取締役社長
道志 年章